白い歯は第一印象に影響大。
老け顔の原因は「歯」。

誰もが憧れる白い歯を、毎日の歯磨きでつくりたい!
そんな思いに応える、いま話題の新ホワイトニング成分「EXポリリン酸®」の効果と仕組みをご紹介します。

EXポリリン酸®は

  • 人体にもある
    天然成分

    で身体に優しい
  • 再生医療研究
    から生まれた高品質
    ホワイトニング成分

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【研究報告】EXポリリン酸®の特徴

【研究報告】EXポリリン酸®の特徴

ポリリン酸は、長さにより働きが異なるため、組織再生促進機能を持つポリリン酸を特殊な技術を用いて高純度に分離・精製しています。(製法特許取得済)
3つの分子の長さ(長鎖・中鎖・短鎖)ごとのEXポリリン酸®の機能を詳説していきます。

長鎖EXポリリン酸®(平均鎖長約130)

○抗菌性

図4【図4 白癬菌(T.mentagrophytes)に対する増殖抑制効果】
図5【図5 歯周病原因菌に対する抗菌メカニズム】
図6【図6 ポリリン酸によるテトラサイクリンの抗菌性の増強】

長鎖EXポリリン酸®は、特に真菌に対する「抗菌性」が強く、ポリリン酸単独で真菌の増殖を抑制する作用があります(図4)。
また、真菌以外のバクテリアにも抗菌性をもち、口腔内細菌のP. gingivalisS. mutansに対する殺菌作用が確認されています(図5)。

ポリリン酸と抗生物質等の既存の抗菌剤を併用することにより、多剤耐性菌等の菌に対する抗菌性が増大することがわかっており、長鎖EXポリリン酸と既存の抗菌剤との組み合わせが、新たな医薬関連製品の開発に応用できることが示唆されています。(図6)

中鎖EXポリリン酸®(平均鎖長約60)

中鎖EXポリリン酸®の機能としては、この分子量のポリリン酸が生体内に存在する分子量に近いことから、FGFの安定化や機能増強に関連した効果が見られます。
細胞増殖促進効果以外にも、コラーゲン増産効果、創傷治癒促進効果、骨再生効果、血管新生効果等があげられます。

○コラーゲン増産

図7【図7 ラット創傷モデルの創部におけるタイプIコラーゲンmRNAの発現(in situ hybridyzation)】
図8【図8 中鎖EXポリリン酸による創傷治癒促進】
図9【図9 ポリリン酸によるコラーゲン産生と成熟の促進】

コラーゲン増産に関してはラット創傷モデルの実験から、中鎖EXポリリン酸がI型コラーゲンのmRNAの発現自体を促進し(図7)、より太いコラーゲン繊維を作る作用があることがわかっています(図8)。

また、in vitroの実験ではヒト皮膚由来正常線維芽細胞において、ポリリン酸の処理によりプロコラーゲンからコラーゲンへの成熟が長期間にわたって継続しているデータが得られています(図9)。
これらの結果から、中鎖EXポリリン酸がコラーゲンの増産を含む「組織修復」を促進することがわかります。

○骨再生促進

図10【図10 ポリリン酸による骨分化マーカー遺伝子発現の誘導】
図11【図11 ポリリン酸による細胞石灰化の促進】
図12【図12 中鎖分割ポリリン酸を含浸させたネオボーンによる骨再生促進】
図13【図13 ポリリン酸投与1週間後の被験者における出血(BOP)と歯周ポケット深度(PPD)の改善

骨再生促進に関しては、in vitroにおいて中鎖EXポリリン酸が骨芽細胞の分化を促進することがわかっています。ポリリン酸が骨分化マーカー(オステオポンチンやオステオカルシン等)の発現を誘導することや(図10)、ポリリン酸による細胞の石灰化が促進されること(図11)が明らかになっています。
in vivoにおいても、広島大学との共同研究により、ラット大腿骨の埋め込んだポリリン酸を含む多孔性アパタイト(ネオボーン)が顕著に骨再生を促進することがわかっています(図12)。

また、松本歯科大学、諏訪湖畔病院で行われた歯周病患者に対する中鎖EXポリリン酸の効果の臨床研究では、ポリリン酸溶液による歯周ポケットを洗浄が、高齢の歯周病患者に有効であることがわかってきました。また、一部の患者に歯槽骨の再生も認められました(図13,14)。

短鎖EXポリリン酸®(鎖長7~12)

次に短鎖EXポリリン酸®に関してですが、この分子も非常におもしろい性質を持っています。
短鎖EXポリリン酸®にはFGFの安定化効果はみられませんが、特に狭い分子量範囲において物理化学的に歯のエナメル質や象牙質に沈着した汚れや色素(ステイン)の除去及び沈着防止効果が高いことが認められています(図15,16,17)。

○ステイン除去

図15【図15 歯を同じ材質であるアパタイトを利用した紅茶ステイン除去テスト】
図16【図16 タバコによる歯面の汚れ防止及び除去効果(ヒト抜去歯牙を用いた実験)】
図17【図17 紅茶ステイン除去及び沈着防止効果】

ステインの除去に関しては鎖長7~12程度の範囲で最も高く、それよりも低い分子量でも高い分子量でも効果が下がります。
短鎖EXポリリン酸ナトリウムはこの鎖長7~12の分子の含有率が既存のどのポリリン酸ナトリウムより高く、ステイン除去に最もすぐれたポリリン酸であると言えます。

○ウルトラリン酸

図18【図18 各種成分によるステイン除去能力の比較】

最近、ポリリン酸の中でも分子間の結合密度が高い網目状構造をもつポリリン酸(ウルトラリン酸)が、通常の直鎖状ポリリン酸よりステインの除去能力が高いことがわかってきました。

この網目状ポリリン酸でリン酸重合度7~12の分子を調製し、ステインの除去機能に関して他のステイン除去機能をもつ物質との比較を行いました。
その結果、短鎖EXポリリン酸®とウルトラリン酸のステイン除去能力が高く、特にウルトラリン酸の除去能力が顕著に高いことが明らかになりました(図18)。

また、ステインの沈着防止に関して比較したところ、短鎖EXポリリン酸®とウルトラリン酸がほぼ同等の防止効果をもち、その他の物質より効果が高いこともわかりました。
ちなみにリンゴ酸にはステイン除去機能も沈着防止機能もありませんでした。